ヤング・フランケンシュタイン
Young Frankenstein
日本公開日 1975年10月31日
メル・ブルックスが脚本・監督を手がけたこの作品は、『フランケンシュタイン』『フランケンシュタインの花嫁』、さらに『ノートルダムのせむし男』といったクラシックなモンスター映画を元にしたホラー・コメディ作品です。
メル・ブルックスの映画は、気軽に楽しめますが、元ネタを知っているほど面白い作風なので、元ネタを知らないと笑いどころがわかりにくい部分もあります。
ただ、『フランケンシュタイン』は多くの人が知っている作品ですし、「事件を起こしたマッドサイエンティストの息子で脳外科医の主人公が、曽祖父の遺言と家督を受け継ぎ、トランシルヴァニアに戻り、父の実験記録を発見する」という展開は、イイ流れではないかと感じました。
モノクロ映像で往年のモンスター映画の雰囲気を再現しているところも魅力です。オカルトブームの中で作られた数々のB級作品とは一線を画しています。
そして、ポスターのビジュアルがカッコいいですよね。日本版でありがちな写真切り抜きのコラージュに改変されなくてよかった!
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