映画チラシのデジタルアーカイブサイト

砂の器(1974)

劇場公開日 1974年10月19日

砂の器(1974)[映画チラシ表面]
砂の器(1974)[映画チラシ裏面]

松本清張のミステリーを、野村芳太郎監督が映画化し、名作の誉高い一本となりました。

老人殺害事件を追う刑事(丹波哲郎・森田健作)は、日本各地を奔走する中で、若き天才作曲家・和賀英良(加藤剛)にたどり着きます。彼は交響曲『宿命』を作曲し、自らの指揮とピアノ演奏で披露しようとしていました。ホールで演奏される交響曲『宿命』の旋律にあわせ展開する、日本の美しい四季を背景にした父と子の旅の記憶がとにかく感動的です。音楽と映像による圧倒的な情感は、映画でなければ成し得なかった表現でした。隠し通さないとならなかった秘密に、時代背景を思わずにいられない社会派サスペンス。
砂でできた器は、脆いんです。

70年代後半〜80年代、松竹系映画館では、何かと「砂の器」アンコール上映がありました。その度多くの動員があったことから、何度も映画館に足を運ぶこの作品のファンが幅広くいたんですね。

何度かテレビドラマ化もされていますが、70年代の名作日本映画をリブート・ドラマ化する流れがあるTBSで、2004年中居正広の主演で豪華にドラマ化。とはいえ内容が昭和という時代ゆえ成立しているものがあるので、テーマが若干変わりましたね。

関連記事