オリエント急行殺人事件(1974)
Murder on the Orient Express
日本劇場公開日 1975年5月17日
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雪深いバルカン半島を走る豪華列車オリエント急行。その密室空間で起きた富豪殺害事件の謎を、偶然乗り合わせた名探偵エルキュール・ポワロが解き明かしていきます。ショーン・コネリーやイングリッド・バーグマンといった、当時の映画界を代表する超豪華オールスターキャストが一堂に会した、ミステリー映画の金字塔です。
主役を張れる級のスターたちは、画面に映るだけで緊張感とオーラが出るのだなと、感心してしまったものです。
私自身、この作品の存在があったからこそ、アガサ・クリスティという偉大な作家、名探偵ポワロ、そしてオリエント急行の存在を知ることになりました。半分カッコつけで、文庫本を買って読んだのを覚えています。
日本のポスタービジュアルは、スターたちの顔が写真で紹介されていますが、オリジナルポスターと(たしか)文庫の表紙は、お馴染みリチャード・アムセル氏のイラストでした。このイラストのタッチが、作品の空気感とマッチしていて大好きでした。

ずっと後になってから、箱根のラリック美術館でオリエント急行の展示車両に入った時のことです。想像以上にこじんまりとした車内を見て、「あの大スターたちが、こんな狭い空間で膝を突き合わせるようにして画面に収まっていたのか」と思わず唸ってしまいました。あの重厚なドラマがこの距離感で演じられたかと思うと、改めて感慨深いものがありました。
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