ボビーに首ったけ
劇場公開日 1985年3月9日
![ボビーに首ったけ_1 - あの頃の映画チラシ ボビーに首ったけ[映画チラシ 表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/08/ボビーに首ったけ_1-1380x1958.jpg)
![カムイの剣_2 - あの頃の映画チラシ カムイの剣/ボビーに首ったけ[映画チラシ 裏面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/03/カムイの剣_2-1380x973.jpg)
角川アニメ大作『カムイの剣』と併映された、わずか44分の中編アニメ『ボビーに首ったけ』。
片岡義男の小説を原作に、キャラクターデザインを『BANANA FISH』などで知られる吉田秋生が担当。当時の若者たちの乾いた空気感や都会的なライフスタイルを、詩的でセンチメンタルな映像に閉じ込めたような作品です。当時はこういう感じがかっこいいとされていたのかというのが、懐かしいです。
物語の中心にあるのは、主人公ボビーとバイク。街をバイクで走るシーンが多いのですが、3DCGなど存在しない時代、画面の奥から手前へ、あるいは手前から奥へとZ軸方向に疾走するバイクと、次々に流れていく街並みを、すべて手描きのアニメーションで表現。
すべてが成功しているわけではありませんが、終盤でセル画を使わず、鉛筆と水彩タッチによるモノクロームの映像へと一変し、バイクで走るスピードと高揚感を観客まで疑似体験するような、すばらしいシークエンスが用意されています。残念なのは、せっかく吉田秋生がキャラデザインした人物の作画が下手なこと(プロポーションがおかしい)。
▼ ボビーに首ったけ (1985年)|にゃご