幻魔大戦
HARMAGEDON
劇場公開日 1983年3月12日
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平井和正と石ノ森章太郎による伝説的SFコミックを、角川映画が総力を挙げてアニメ化した本作。キャラクターデザインに大友克洋、監督にりんたろうを起用するという布陣は、当時のサブカルチャーの最先端を凝縮したような眩しさがありました。
さらに音楽は、人気プログレロックバンドEL&Pのキース・エマーソン。恐れ知らずな起用とも言えました。
冒頭の怪しい占い師による世界観の説明、そして能力覚醒のために追い詰められる東 丈(あずま じょう)と時が静止したモノクロの日常、リアルな吉祥寺商店街で能力を無駄に使うところまでは、リアルな大友キャラによるアニメで描かれるホラー的展開に、のめりこみました。
そしてクライマックスの炎の龍が暴れる画面は、伝説的な炎の龍が出てくる『太陽の王子ホルスの大冒険』を少しクレイジーにしたような金田伊功のアニメーションで、大興奮。
このような何度も観たいシークエンスがありながら、中盤の展開の底の浅さが残念なんです。これだけのスタッフが集まっているのに、ここまでなの?という想いだったのです。
星々を滅ぼすほどの邪悪な存在との戦いが、こんな数人の能力者たちのサイキックパワーの戦いでどうにかなるものなの?今で言うもっとスピリチャルな宇宙の力を巻き込んだものでないと、無理なんじゃない?
原作者:平井和正が本作を観て「原作に何もコミットしていない」と語ったというのは、そういうことなんだろうな、と思いました。
とはいえ、カルト映画的には好きな作品です(最初と最後だけ)
▼ 幻魔大戦 – 予告編|Harmagedon – Trailer|第35回東京国際映画祭 35th Tokyo International Film Festival
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