人間の証明
Proof of the Man
劇場公開日 1977年10月8日
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ニューヨークから来た黒人青年の刺殺事件。遺された「ストウハ」という言葉と一固執の古い麦わら帽子を頼りに、松田優作さん演じる刑事が戦後日本の闇と、ある母子の悲劇的な真実に迫ります。
「読んでから見るか、見てから読むか」の宣伝コピーはあまりに有名ですが、本作は日本映画がハリウッドと対等に渡り合おうとした挑戦的作品でした。ジョージ・ケネディの起用やNYロケなど、従来の邦画の枠を超えたスケール感に当時の私は「角川やるな…」と思ったものです。
ジョー山中さんの主題歌が流れる中、霧積の谷底へ帽子が落ちていくラストシーンは、今も胸が締め付けられます。ミステリーの体裁を借りて「親子の情愛」と「戦後の喪失感」を描き切った、70年代角川映画の良作です。
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