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スケバン刑事(1987)

劇場公開日 1987年2月14日

[スケバン刑事(1987) 映画チラシ表面]
[スケバン刑事(1987) 映画チラシ裏面]

一人で池袋のシネマサンシャインへ、2本立ての最後の1本だけを観に行きました。
ところが館内は、これまで経験した中でも1、2を争うほどの大混雑
当時の映画館は、今のシネコンのような全席指定・完全入れ替え制ではなかったため、満席になっても、座席周囲の通路まで立ち見客でびっしり。ドアが閉まらないのではと思うほどの、満員電車さながらの状態でした。
しかも観客はほぼ若い男性。人いきれと熱気の中に、どこか男子校のような匂いまで漂っていたことを妙に覚えています。
それだけ当時の南野陽子と『スケバン刑事』の人気がすごかったのです。

そもそも二代目・麻宮サキは、幼い頃から鉄仮面をつけられて育ったという、今考えるとかなりとんでもない設定のヒロイン。
それを南野陽子が大真面目に演じ、ヨーヨーを武器に悪と戦う世界を成立させてしまうところに、このシリーズならではの魅力がありました。

南野陽子主演のテレビシリーズ『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』が最終回を迎えたのは1986年10月23日。
そして劇場版は、それからわずか4か月ほど後の1987年2月14日に公開されました。
すでにテレビでは浅香唯主演の『スケバン刑事III』が始まっていましたが、自分にとっては、二代目サキ=南野陽子がテレビシリーズから去ってしまった寂しさがまだ残っていた時期。そこへ劇場版で再び彼女に会えるというのですから、その期待が一気に爆発したような状態でした。

テレビシリーズは16mmフィルムで撮影されたスタンダードサイズの画面。
それが映画版では35mm撮影のビスタサイズとなり、大きなスクリーンいっぱいに広がる映像を観ただけでも「映画になった!」という高揚感がありました。
南野陽子演じる二代目・麻宮サキの活躍も、アクションも、物語のテンションもテレビ以上で、大満足だったのを記憶しています。

* 本作の併映は台湾映画『カンフーキッド 好小子』でした。作品並びからここでは省かせてもらいました。

* 満員電車のような大混雑の映画館体験トップは、本作ともうひとつ、池袋文芸坐地下で観た、石井聰亙監督作『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市 BURST CITY』2本立てでした。

▼ 映画『スケバン刑事』 予告編|collview

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