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遠すぎた橋

A Bridge Too Far
劇場公開日 1977年7月2日

大規模な空陸作戦であり、その壮絶さは「ノルマンディー上陸作戦」を凌ぐとも言われている「マーケット・ガーデン作戦」を描いた超オールスター戦争映画『遠すぎた橋』。未見のまま時間が経ってしまいました。

数年前、リクルートワークス研究所のサイトで、この映画を取り上げながら「楽観性バイアス」について触れていた記事がありました。都合の良い情報だけを取り入れ、都合の悪い情報を無視する心理は、現実でもよくあることです。
映画の中では、現場の人たちが無謀な作戦だと分かっていても、上層部の命令に従わざるを得ず、結局実行してしまいます。この状況は、ビジネスの現場でも同じようなことがよく起こりますよね。

タイトルの『遠すぎた橋』は、まさに作戦が想定通りでなかったことを象徴しているように思います。
その教訓は、戦争でもビジネスでも、時代や状況を超えて活かされるべきなのに、なかなか生かせないのが人間の難しいところですね。