華麗なる一族(1974)
劇場公開日 1974年1月26日
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山崎豊子の長編小説を原作に、『白い巨塔』に続いて山本薩夫が監督した社会派ドラマ『華麗なる一族』。大富豪の銀行家一族を中心に、政財界にまたがる富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた重厚な作品です。
物語の中心となるのは、阪神銀行の頭取・万俵大介。関西財界に名を馳せる万俵一族は、子息たちを次々と政財界の大物と結婚させ、勢力を拡大し、盤石な基盤を築いていました。その裏で采配を振るっていたのは、華族出身で世間知らずの妻・寧子ではなく、長年家庭教師兼執事として仕えてきた高須相子。彼女の手腕によって一族の結束は保たれていましたが、やがて歯車が狂い始めていきます……。
財閥家族の愛憎劇が緊張感たっぷりに描かれ、スタンダードサイズの画面だからこそ際立つ密度の濃い演出が、大人のための本格エンターテインメントとして大ヒットとなりました。第48回キネマ旬報ベスト・テン第3位。
『日本沈没』に続き、東宝系劇場で公開された本作。2007年には木村拓哉主演で2度目のTVドラマ化がされて、豪華なキャスト、美術やロケ地の重厚さなど、まるで劇場版クラスのクオリティで視聴率も好成績でした。