グレートハンティング2

The Great Hunting II
日本公開日 1977年3月19日

グレートハンティング2[映画チラシ表面]
グレートハンティング2[映画チラシ裏面]

前作『グレートハンティング』がライオンの人喰いシーンで話題をさらった翌年、その余勢を駆って登場した続編.
とはいえ、前作のヒットに乗じて短期間で作られた印象が拭えず、全体的にまとまりに欠ける作品。
見どころとして語られるのは、サメの腹から取り出された少女の遺体や、モザンビークの奥地で流行しているという「笑い病」など。ただし、シリーズとしての勢いはこのあたりから失速していったようです。

ちなみに、チラシ裏面の劇場名部分、「渋谷」以降がマジックで塗りつぶされているのが気になりますよね。ここには「スカラ座」と印刷されていました。表面にハンコで押された「渋谷東宝」と塗りつぶされた「渋谷スカラ座」は同じ建物の中にあり(現、TOHOシネマズ渋谷)、大きなスクリーンに急遽格上げが決まったということなのでしょう。