SFボディ・スナッチャー
Invasion of the Body Snatchers
日本劇場公開日 1979年10月20日
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1979年公開の『SF/ボディ・スナッチャー』は、日常の中に静かに侵入してくる恐怖を描いたSFホラー映画。人間が知らぬ間に別の存在と入れ替わっていくという設定は、派手な怪物を登場させることなく、不安と疑念をじわじわと積み重ねていく構成で語られていました。
主演のドナルド・サザーランドが見せる、顔が引き伸ばされるように歪むあの瞬間は、ホラー好きにとって、80年代のジョン・カーペンターによる「物体X」と並ぶ、お気に入りの名シーンとして語られることも多かったように思います。
本作は、1956年オリジナル版のリメイクでありながら、現代的な演出と不穏な空気感が高く評価され、70年代末のSFホラーを代表する一本として受け止められていました。
後年、さらに新たなリメイク作品が作られ、それらもまた別の切り口で楽しめる内容でしたが、本作の静かで後味の悪い恐怖は、今なお特別な存在感を放っています。
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