極底探検船 ポーラボーラ
THE LAST DINOSAUR
日本劇場公開日 1977年2月11日
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『極底探検船 ポーラボーラ』は、北極の氷床下に未知の世界が存在するという設定のSFアドベンチャー映画。本作が日本で注目された最大の理由は、ハリウッド映画でありながら、SFXを円谷プロダクションが担当していた点でした。
1970年代半ば、日本映画は全体的に予算が縮小し、特撮映画も厳しい制作条件を強いられていました。その中で『ポーラボーラ』は、ハリウッド作品として比較的余裕のある条件が用意され、円谷プロの技術力を前提に仕事が依頼された作品でした。製作時期は『スター・ウォーズ』によってSFX技術が飛躍的に進化する直前で、巨大生物やミニチュア表現に長けた円谷プロは、当時のハリウッドにとって即戦力として期待されていた存在でした。
そのため本作の映像には、日本映画ではなかなか発揮しきれなかった丁寧なミニチュアワークや重量感のある特撮表現が随所に見られます。『ポーラボーラ』は、円谷プロが国際的な現場で技術を評価されていた時代を伝える、特撮史的にも興味深い一本でした。
▼ The Making of “The Last Dinosaur” (1977)