ある夜の出来事
It Happened One Night
日本初公開 1934年
リバイバル公開
モノクロの名作映画を観るつもりでいたけれど、主人公の女性のアクティブさや洒落たセリフ、テンポの良い展開に驚きました。すでにラブコメの王道がここにできてる!と感じたものです(「ローマの休日」も有名ですけどね)。
男性のクラーク・ゲーブルも、「風と共に去りぬ」より自然体の演技で、いい味が出ていました。
特に有名なのが、一つの部屋で男女が寝る際に、間にロープを張って毛布をかけ、「ジェリコの壁」と呼んで敷居を作るシーン。敷居は、お互いのメンツを保つため、という理由がこの作品のテイストです。
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