ターミネーター2
Terminator 2: Judgment Day
日本劇場公開 1991年8月24日
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1991年に公開されたこの続編は、前作で恐怖の象徴だったシュワルツェネッガーが、今度は少年ジョン・コナーを守る「守護神」として戻ってくるという設定に、多くの映画ファンが驚かされました。屈強な戦士へと変貌を遂げたサラ・コナーの姿も圧巻で、家族の絆を軸にした人間ドラマの側面もしっかりと描かれていました。
何より、タイトルを「T2」と略するのがカッコよかった!
映像面で目を見張ったのは、最新モデル「T-1000」の存在でした。液体金属で構成されたその身体が、自在に姿を変え、壁を通り抜け、バラバラになっても再生する描写は、当時最先端のメタボールCG技術によって実現。
この「絶対に追いつかれる」という視覚的な絶望感に加え、全編を通して繰り広げられるカーチェイスやアクションの連続には、テンションが上がりっぱなし。物語の根幹にある「運命は自分たちで切り拓くもの」という力強いメッセージが効いた、娯楽性の高いSF大作でした。
ラストシーンで見せる切なくも感動的な幕引きは、アクション映画の枠を超えた余韻を残してくれました。
この作品は、前作で提示された「スカイネット」の脅威を回避しようとする物語ですが、2026年の現在、私たちが直面しているAIの急速な進化を予見していたかのような描写には驚きです。
本作がビデオソフト化された際、当時のテレビは「3:4」の画面比率が主流でした。一般的にシネマスコープサイズの映画をテレビ画面に収める場合、左右をカット(トリミング)することが多いのですが、ジェームズ・キャメロン監督は一味違う手法を採っています。
あらかじめ「スーパー35」というフォーマットで撮影し、劇場公開用のワイド画面(2.39:1)と、ビデオ化用のスタンダード画面(3:4)の両方を想定。その結果、当時のビデオ版は劇場公開時よりも「左右が削られた画面」ではなく、実は劇場では見えていなかった「上下が追加された画面」で収録されていました。
その後、テレビが16:9のワイド画面へと進化したHD放送時代以降のDVDやBlu-rayでは、劇場公開時と同じ本来のシネマスコープ構図が採用されています。


▼ Terminator 2: Judgment Day (1991) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers