ストリート・オブ・ファイヤー
Streets of Fire
日本劇場公開日 1984年8月11日
![ストリート・オブ・ファイヤー[映画チラシA 表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/ストリートオブファイヤー_A1-1380x1955.jpg)
![ストリート・オブ・ファイヤー[映画チラシB 表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/ストリートオブファイヤー_B1-1380x1946.jpg)
▼ 裏面は上記の表面2種とも同じものです
![ストリート・オブ・ファイヤー[映画チラシ 裏面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/ストリートオブファイヤー_2-1-1380x1955.jpg)
![ストリート・オブ・ファイヤー[映画チラシC 表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/ストリートオブファイヤー_C1-1-1380x1950.jpg)
![ストリート・オブ・ファイヤー[映画チラシC 裏面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/ストリートオブファイヤー_C2-2-1380x1947.jpg)
「ロックンロールの寓話」という言葉で幕を開ける『ストリート・オブ・ファイヤー』。
誘拐された人気歌手エレン(ダイアン・レイン)を救い出すため、かつての恋人トム・コーディが街へ戻ってくるという、西部劇の構造をそのまま現代風に置き換えたような物語です。
ウォルター・ヒル監督らしい勧善懲悪のストーリーが、ネオンと炎に照らされた架空のダウンタウンを舞台に展開していきます。
この映画もまた、MTV全盛期の映像感覚と映画が強烈に結びついた一本でした。
とくに忘れられないのが冒頭です。ダイアン・レイン演じるエレンがステージで歌い、その熱気が最高潮に達したところへ暴走族が乱入。そのまま彼女を連れ去ってしまい、そこでようやくタイトルとクレジットが始まる。
この一連の流れには、「めちゃくちゃカッコいい!」と痺れました。
古き良きロックンロール、不良集団との抗争、さらわれたヒロインを救う流れ者の男。
並べてみれば昔ながらの西部劇そのものなのに、音楽とファッション、照明、編集によって徹底的にスタイリッシュに見せてしまうところが、この映画の魅力でした。
ダイアン・レインのステージ場面も、映画というより巨大なミュージックビデオを観ているような高揚感がありました。
そして意外だったのが、これほど日本の映画ファンに愛されている作品が、本国アメリカでは興行的に成功しなかったことです。
後になってその事実を知り、「日本でだけ、なぜこれほど人気になったのだろう」と驚きました。
ロック、バイク、不良、ファッション、そしてどこか漫画的なヒーロー像。
当時の日本の若者文化と、不思議なくらいうまく噛み合う何かがあったのかもしれません。
主演のマイケル・パレも印象的でした。甘いマスクにがっしりした体格、寡黙にショットガンを構える用心棒というキャラクターが新鮮で、西部劇をベースにした設定にも古臭さを感じさせず、とにかくクールに見えました。
当時は、このあと大スターになっていく俳優なのだろうと思ったものです。
ところが次に日本でも注目されたSF映画『フィラデルフィア・エクスペリメント』以降は、次第にB級アクション映画を中心に活動する俳優となり、映画ファンでも意識して追いかけないとなかなか姿を見る機会がなくなってしまいました。
『ストリート・オブ・ファイヤー』でのあまりにも鮮烈な存在感を思うと、そこだけは今でも少し残念に感じています。
✎ 日本語字幕 翻訳者:戸田奈津子氏

▼ Streets Of Fire 1984 Opening Scene | NowhereFast
※ 動画がページ内で再生されない場合は、サムネイル右下にある[見る YouTube]をクリックして、YouTube上でご覧ください。
▼ Inside “Streets of FIre” ストリート・オブ・ファイヤーのメイキング
※ 動画がページ内で再生されない場合は、サムネイル右下にある[見る YouTube]をクリックして、YouTube上でご覧ください。