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サイボーグ009 超銀河伝説

劇場公開日 1980年12月20日

サイボーグ009 超銀河伝説[映画チラシ 表面]
サイボーグ009 超銀河伝説[映画チラシ 裏面]

本作は、宇宙の母源とされる超エネルギー「ボルテックス」を操り、全宇宙の征服を目論むダカス星の帝王ゾアと、9人のサイボーグ戦士たちの戦いを描いた劇場用オリジナル長編です。コズモ博士と001を連れ去ったダガス軍団の猛威に対し、残された戦士たちが宇宙船イシュメールに乗り込み、救出作戦と宇宙の命運を賭けた旅に出る物語でした。

009が劇場版アニメになると知った時、原作で未完のまま止まっていた、深淵で絶望感漂う「天使編」や「神々との戦い編」がついに決着を見るのではないかと、胸を高鳴らせたものでした。しかし、公開前の予告編や宣伝の謳い文句があまりに大げさで、盛りすぎなワードが並ぶほどに、かえってうがった気持ちになってしまいました。

残念ながら、その予感は的中してしまったのです。009をはじめとする戦士たちの作画は、劇場用として高いクオリティで描かれていただけに、余計に中身のなさが際立ちました。
原作の哲学的な問いは影を潜め、まるで「東映まんがまつり」の中の短編のような勧善懲悪の浅い内容に、私は憤りを感じました。009の加速装置も出てこないし。
結局は「大人の事情」や「金儲け」のために009が利用されてしまった。そのことが今もファンとして口惜しくてなりません。



▼ サイボーグ009 超銀河伝説 予告篇|動画とおとも 

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