
チャップリンのニューヨークの王様
A King in New York
日本初公開 1959年
リバイバル公開 1976年
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〈ビバ!チャップリン〉シリーズのフィナーレを飾る作品は、チャップリンがアメリカから「赤狩り」によって追放されたあと、イギリスで制作された「ニューヨークの王様」です。
顔を白塗りしてチョビ髭をトレードマークにしていたチャップリンが、素顔で登場するこの作品は、チャップリンでさえ「老い」から逃れることはできないのだ、という物悲しさを感じます。
同時に、アメリカ映画界にどれだけの貢献をしたかわからないチャップリンでさえ、当局から「反米的」「容共的」と目をつけられ、追放されてしまうという現実に、唖然とします。
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