チャイナタウン
Chinatown
日本公開日 1975年4月12日
1940年代から50年代にかけて量産されたフィルム・ノワール=「暗黒映画」を70年代に甦らせた逸品。ジャック・ニコルソンのために書かれたロバート・タウンのオリジナル脚本を名匠ポランスキーが監督。[午前十時の映画祭14の解説から引用]
フィルム・ノワールというジャンルの代表作として知られる映画「チャイナタウン」。
私立探偵、殺人事件、謎の美女、そして大きな利権の闇。
脚本の見事さは見ての通り、誰も異論を挟めないと思います。加えて時代背景を表現するファッション、セット、小道具による雰囲気作りにどっぷりハマり込めます。
ジャック・ニコルソンが若い!ちょいワルな大人の男の魅力が匂い立ってます。
細いアーチ型の眉が印象的なフェイ・ダナウェイも、カッコ良かった。
自分にとってのハードボイルドは、ショーケン+水谷豊の「傷だらけの天使」、松田優作の「探偵物語」でしたので、本物の洋酒を飲んだような感じを「チャイナタウン」で受けました。