メカゴジラの逆襲
劇場公開日 1975年3月15日
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[注]これは公開当時のチラシではありません。 ポスターをB5チラシサイズに復刻した、1979年東宝株式会社事業部発行の『ゴジラ オリジナル復刻版ポスター大全集』からのものです。
現在、チラシショップやオークションでは「チラシ」として流通していますが、復刻版ミニポスターです。
メカゴジラは、ゴジラそっくりの外見を持ちながら、その正体は冷たい鋼鉄の人工怪獣。生物としての迫力とは別の、無機質な怖さとメカニカルなかっこよさが同居した存在でした。ゴジラの「形」をそのまま金属に写し取ったような姿は、子ども心に強烈で、見ているだけでワクワクする存在でした。
一方でかつては戦争や核兵器への恐怖の象徴ともされた「ゴジラ」が、どこか大映の『ガメラ』を思わせるような、子どもたちのヒーローに近い描かれ方になっていました。その分、怪獣としての不気味さは抑えられ、メカゴジラへ推しの対象が移ってしまった感じがあります。
ただ、この作品が印象に残る理由は、怪獣バトル以上に、人間ドラマの重さでした。物語の軸には、制作予算の縮小が理由かもしれませんが、孤独な科学者とその娘の悲劇が置かれ、全体は重厚で陰惨なトーンで進んでいきました。
結果、興行成績は振るわず、本作をもって昭和ゴジラシリーズは一旦休止となりました。派手さよりも哀しみが残る終幕でした。
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『メカゴジラの逆襲』 | 予告編 | ゴジラシリーズ 第15作目