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超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか

劇場公開日 1984年7月21日

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか[映画チラシ 表面]
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか[映画チラシ 裏面]

本作は、テレビシリーズの人気を受け、「リン・ミンメイの歌で星間戦争に決着がつく」という核となるコンセプトを保ちつつ、全編新作フィルムで制作された劇場用長編です。
石黒昇監督と、当時新鋭の河森正治監督の共同執筆により物語は大胆に再構成され、男女の異星人が争い続ける設定や、異星言語にテロップを付ける演出など、SF映画としてのリアリティが極限まで高められました。

何より衝撃的だったのは、今も語り継がれる圧倒的な作画のクオリティです。
美樹本晴彦氏による繊細なキャラクターに、板野一郎氏が手掛けた通称「板野サーカス」と呼ばれる高速ミサイル戦。大気圏内と宇宙空間で機動を変えるなど、パイロットの呼吸まで伝わるような戦闘シーンの凄まじさは、「アニメの進化が臨界点に達した」と感じさせるほどの衝撃でした。
さらに、アニメの中で「アイドル」という存在を等身大の女の子として描き、その歌声が銀河を揺るがすという展開は、それまでのロボットアニメにはない新鮮さがありました。主題歌「愛・おぼえていますか」が歌番組にランクインするなど、現実の社会現象にもなりました。

マクロスはこの一作に留まらず、その後も『7』『F』『Δ』とシリーズを重ね、世代によって「推し」のマクロスが異なるほどの息の長い世界を展開しています。



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