カサンドラ・クロス
The Cassandra Crossing
日本公開日 1976年12月18日
ダイヤモンド・プリンセス号のニュースで、新型コロナウイルスの感染者が急増しているって聞いたとき、真っ先に思い出したのがこの映画、「カサンドラ・クロス」でした。
この映画では、アメリカが極秘に開発した強力な病原菌が登場します。テロリストが割れたビンの液体を浴びて感染してしまい、そのまま国際列車に乗って逃げようとするんだけど、だんだん具合が悪くなって、ついには他の乗客にも感染が広がっていきます。
軍人たちが防護服で列車を密閉して、隔離施設に向かうのですが、その途中には老朽化して崩落の危険がある「カサンドラ・クロス」という巨大な橋を通らなければならず…。
この映画、オールスターキャストのパニックムービーなんですが、「病原菌に感染」っていうテーマが怖すぎて、実はテレビで放送されるまで観られなかったんです。小学生の頃に観た「マタンゴ」がトラウマで、「感染が広がる」って展開がどうしても苦手だったんです。