マシンガン・パニック
The Laughing Policeman
日本公開日 1976年1月15日
ビデオソフトのリリース時に、タイトルが『笑う警官/マシンガン・パニック』に変わりました。
舞台はサンフランシスコ。私服刑事のエバンスがある男を尾行して、定期バスに乗り込むところから物語は始まります。しばらく走った後、突然、乗客の1人がマシンガンを乱射し、乗客も運転手も全員が撃たれてしまい、バスはそのまま民家に突っ込むこみます。犯人はいったい誰なのか? そして、休暇中のはずのエバンス刑事が、なぜそのバスに乗っていたのか? ベテラン刑事のジェイク(ウォルター・マッソー)が、この謎の大量殺人事件を徹底的に追い詰めていきます。
この映画は、スウェーデンの有名な警察小説:マルティン・ベックシリーズの『笑う警官』を、舞台をサンフランシスコに移して映画化したものです。B級映画ではありますが、ウォルター・マッソーの渋い演技や、夜の街の雑多な雰囲気、さらに警察内部のリアルな描写が見どころとされています。