
バルスーズ
Les Valseuses
日本公開日 1975年10月18日


この作品が本国フランスで公開された時は、「エマニエル夫人」の動員数を超えたヒットを記録したそうです。タイトルの「バルスーズ」は、男の睾丸を指すフランス語のスラング。
チラシの裏面の解説には「SEX」や「セックス」という言葉がやたらと登場し、「問題シーン」をアピールしています。でも、これはポルノではなく、セックスを軸に二人の不良青年の生き方を描いた一般映画です。
「既成のモラルを根底からくつがえしたこの鮮烈な生き方」というコピーを見ると、当時の若者にとっては、それまでの映画にはなかった「自分たちのための作品」と感じられたのかもしれませんね。
今となっては豪華なキャスト。ジェラール・ドパルデューは「新人」と紹介され、ミウ・ミウも「新星」と表記。さらに、大御所ジャンヌ・モローまで出演しています。
チラシの裏面に話を戻すと、文章を締めるフレーズに、思い切り時代を感じました。
「この映画こそまさにNOWな若者映画だった。」