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レイダース/失われたアーク《聖櫃》

Raiders of the Lost Ark
日本劇場公開日 1981年12月5日
再上映 1985年1月15日(「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」と併映)

レイダース/失われたアーク《聖櫃》[映画チラシA 表面]
レイダース/失われたアーク《聖櫃》[映画チラシA 裏面]

▼ 再上映時

レイダース/失われたアーク《聖櫃》[映画チラシB 表面]
レイダース/失われたアーク《聖櫃》[映画チラシB 裏面]

スピルバーグとルーカスという二大巨頭が手を組み、1930年代の連続活劇を現代に蘇らせた冒険映画の金字塔です。大学で考古学を教える内気そうな学者が、ひとたびフィールドに出れば超タフな探検家へと変貌する。決して無敵の超人ではなく、失敗もする人間らしさを保ちつつ、「歴史的遺物は個人のものではなく、博物館に収められるべきだ!」という信念のもとに命懸けで遺物を追う。ハリソン・フォードが体現したこのインディアナ・ジョーンズのキャラクター設定は、この時代に生まれた新たなヒーロー像でした。

私が映画を学んでいた大学では、本作はまさに「映画の教科書」そのものでした。授業では、無駄のないカット割り、視線を誘導する完璧な構図、そして次から次へと興奮を繋いでいく展開を学ぶため、これ以上ない教材として、実際にビデオを見ながら全編の絵コンテを起こすという課題が出されたほどです。一カットずつ描き起こしてみることで、計算され尽くした演出の凄み、伏線の貼り方に、圧倒されました。。

しかし、公開当時の日本での興行は、今の評価からは信じられないほど不振でした。この年の興行成績では第8位に留まり、1位は『ミラクル・ワールド ブッシュマン』、2位は『セーラー服と機関銃/燃える勇者』という結果だったのです。
後にビデオソフトが普及し、家庭で繰り返し観られるようになってから、その真価が浸透し人気が爆発したのです。改めて当時のチラシを眺めてみると、「もしかして、このポスターのせいだったのかも……?」なんて思ったりします。私たちがよく知るリチャード・アンセルによるかっこいいイラストは、実はビデオ版以降のイメージ。当時のチラシはずいぶん地味なデザインで、作品の面白さが伝えきれていなかった気がしてなりません。

アメリカ国立フィルム登録簿 登録作品



Richard Amsel氏のイラストがかっこいい米国公開ポスター

レイダース/失われたアーク《聖櫃》[Richard Amsel 米国ポスター1]
レイダース/失われたアーク《聖櫃》[Richard Amsel 米国ポスター1]


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