復活の日
VIRUS
劇場公開日 1980年6月28日
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角川映画が巨額の製作費を投じ、海外ロケまで敢行した1980年の超大作『復活の日』。原作は小松左京が1964年に書き下ろしで発表したSF小説です。人類が滅びるといえば核戦争というイメージが強かった時代に、ウイルスによって人類がほぼ死滅するという発想を、すでに60年代に描いていたことに驚かされました。
世界各地で次々と人々が倒れ、都市から人の姿が消えていく映像は、当時かなり怖く感じたものです。そして40年後、実際に新型コロナウイルスの脅威に世界中がさらされたことで、この作品が再び注目されたのも印象的でした。いま見ると、感染者と接する場面などで衛生管理の甘さが気になるところもありますが、当時はパンデミックに対する認識も、映画での描き方も、まだ現在とは大きく違っていたのでしょう。
ウイルスによる人類滅亡だけで終わらず、物語はさらに核兵器の恐怖へと向かっていきます。世界規模のロケと壮大な物語を本気で映画にしてしまった、あの時代の角川映画らしい大作でした。
▼ 【予告篇】『復活の日』<4K>