
ジャン=ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街
Peur sur la ville
日本公開日 1975年7月19日
![恐怖に襲われた街_1 - あの頃の映画チラシ ジャン=ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街[映画チラシ表]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2024/10/恐怖に襲われた街_1-1380x1955.jpg)
![恐怖に襲われた街_2 - あの頃の映画チラシ ジャン=ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街[映画チラシ裏]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2024/10/恐怖に襲われた街_2-1380x1950.jpg)
ジャン=ポール・ベルモンドは、フランス映画を代表するスターで、アラン・ドロンと人気を二分していました。
顔のいいドロンに対して、ベルモンドは大きな鼻と厚い唇で、典型的なイケメンではありませんでしたが、飄々としながらもニヒルな魅力があり、雰囲気がカッコよかったんです。
今でいう細マッチョなボディでスタイルよく、高い身体能力でアクションシーンも自分でこなしていました。そんなベルモンドが、「ルパン三世」のルパンや「コブラ」のキャラ設定のモデルになったと言われるのも納得です。
この作品でも、ベルモンドは危険なアクションシーンをスタントなしで自ら演じていることが宣伝されていました。今ではデジタル合成でワイヤーを消したり、俳優やスタントマンの安全を確保する撮影が当たり前ですが、当時はそんな技術もコンプラもなかったので、「本当にやっているのか!」とハラハラしっぱなしでした。
2020年には「すべてのかっこいいの原点。」というキャッチフレーズで、ジャン=ポール・ベルモンド傑作選が上映され、この作品も取り上げられました。