シンドバッド 虎の目大冒険
Sinbad and the Eye of the Tiger
日本公開日 1977年8月20日
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『シンドバッド 虎の目大冒険』は、シンドバッド映画シリーズの中でも、レイ・ハリーハウゼンが手がけた最後の一本として知られる冒険ファンタジー映画でした。70年代後半という時代に作られた本作は、それまでに確立されたストップモーション表現を集大成のように詰め込んだ作品として受け止められていました。
見どころは、バブーンに変えられてしまった王子や、剣歯虎、トログロダイトといった、人間以外の存在が物語の中心で生き生きと動き回る点でした。特に、動物や異形のキャラクターたちは、単なる怪物ではなく、感情や性格を感じさせる存在として描かれており、ハリーハウゼンならではの「命を与える特撮」が貫かれていました。
すでにSFXの潮流が大きく変わりつつあった時代でしたが、本作のストップモーションには、手作業ならではの温度と想像力が確かに残っていました。『シンドバッド 虎の目大冒険』は、シンドバッドシリーズの締めくくりであると同時に、ハリーハウゼン特撮の最後を見届ける一本として、特撮ファンの記憶に残る作品だったように思います。
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