シンドバッド 7回目の冒険(1958)

The 7th Voyage of Sinbad
リバイバル公開 1976年7月下旬

シンドバッド 7回目の冒険[映画チラシ 表面]
シンドバッド 7回目の冒険[映画チラシ 裏面]

『シンドバッド 7回目の冒険』は、アラビアンナイトの世界を舞台にした冒険ファンタジー映画で、魅力の中心にあったのは、レイ・ハリーハウゼンが生み出したストップモーション・アニメーションでした。人間ではない存在が、まるで意志を持つかのように自在に動き出す映像は、当時の観客に強烈な驚きを与えました。

骸骨剣士や巨大サイクロプス、ドラゴンといった怪物たちは、単なる作り物ではなく、重さや感情までも感じさせる存在として画面に立ち上がっていました。一コマずつ動かされることで生まれる独特のリズムや、わずかなぎこちなさこそが、生き物らしさとして強く印象に残りました。実写の俳優と同じ空間で戦い、触れ合うその姿は、特撮というより魔法に近い体験だったように思います。

チラシからも分かるように、本作は物語以上に「動く怪物を見る映画」として記憶されてきました。そして1958年の公開から年を経て、1970年代になって再びシンドバッドを主人公とした続編が作られることになります。

*1958年に公開された時の邦題は『シンバッド 七回目の航海』でした。後年ソフト化の際に『シンバッド 7回目の冒険』でなく、初公開時の『シンバッド 七回目の航海』にタイトルが戻りました。



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