となりのトトロ/火垂るの墓
My Neighbor Totoro / Grave of the Fireflies
劇場公開:1988年4月16日
![totoro-A_1 - あの頃の映画チラシ となりのトトロ/火垂るの墓[映画チラシ 表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/totoro-A_1-1380x976.jpg)
![totoro-A_2 - あの頃の映画チラシ となりのトトロ/火垂るの墓[映画チラシ 裏面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/totoro-A_2-1380x973.jpg)
▼ となりのトトロ[割引チラシ 型抜き]
![totoro-B_1 - あの頃の映画チラシ となりのトトロ[割引チラシ 型抜き表面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/totoro-B_1-1380x1946.png)
![totoro-B_2 - あの頃の映画チラシ となりのトトロ[割引チラシ 型抜き裏面]](https://eiga-flyer.com/wp-content/uploads/2026/02/totoro-B_2-1380x1946.png)
入院中の母の帰りを待つため、父と田舎の「おばけ屋敷」とからかわれる一軒家へ越してきたサツキとメイ。
豊かな自然に囲まれた新生活の中で、二人は不思議な生き物「トトロ」と出会います。無邪気な妹の迷子事件を経て、家族の絆と子供にしか見えない精霊たちとの交流を温かく描いた、日本アニメーションの金字塔です。
文明的な設備や施設がない田舎で暮らす姉妹の、狭くて小さい世界が舞台ながら、そこでしか体験できない豊かな出来事が綴られています。
サツキが子供ながらに抱えるお姉さんとしての責任感と不安は、単なるおとぎ話では片付けられないリアルな郷愁を訴えかけていました。
トトロやまっくろくろすけ、ネコバスといった精霊たちはどれも愛らしく、今ではスタジオジブリを代表するアイコンとなっていますよね。
本作はアニメ作品として初めて、「キネマ旬報」日本映画ベスト・テンの第1位に選出されました。
また、イギリスの「Time Out」誌が発表した「史上最も偉大な50本のアニメーション映画」においても、ディズニーやピクサーの名作を抑えて第1位に選ばれています。
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『となりのトトロ』と2本立てで公開された併映作は、野坂昭如氏の短編小説を原作とした高畑勲監督作『火垂るの墓』でした。
ある時、日本テレビ系『金曜ロードショー』で本作が放送された夜、帰宅すると観ていた母が号泣しており、思わずオロオロしてしまった記憶があります。スタジオジブリの優しい絵柄でありながら、戦争の惨禍と戦災孤児が直面する現実の厳しさを、冷静に描く高畑演出。
号泣する母は「女の子がかわいそうで……」と語っていましたが、僕としては、非常にやるせなく、残酷なお話であるという感想を持っています。劇場で『トトロ』を観た後、少しの間をおいて続けて鑑賞するのは、メンタル面で非常にハードな2本立てでした。