蘇える金狼
劇場公開日 1979年8月25日
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大藪春彦の小説を原作に、松田優作が昼は平凡なサラリーマン、夜は野望のためなら手段を選ばない男・朝倉哲也を演じた、クールなハードボイルド映画でした。
会社では冴えない男を装いながら、その裏では拳銃を手に、金と権力を奪い取ろうとする。その二面性がとにかくかっこよく、背広姿、煙草、車、都会の夜景まで含めて、当時の若者が憧れた「危険な大人の男」のイメージが詰まっていました。風吹ジュンとの関係にも、独特の色気がありましたよね。
いま見ると展開にはかなり荒っぽいところもありますが、松田優作という俳優の圧倒的な存在感が、それすら押し切ってしまうような映画でした。角川映画らしい派手さと、70年代末の乾いた空気が混ざり合った、松田優作を語るうえで外せない一本です。
さらに同年9月18日から日本テレビで始まったテレビシリーズ『探偵物語』では、松田優作が人間臭く飄々とした探偵・工藤俊作を演じ、大きな人気を集めました。松田優作の所作を真似する“厨二病男子”が大量発生したものでした。
▼ 『蘇える金狼』予告篇【4KSDR】
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