
犬神の悪霊(たたり)
劇場公開日 1977年6月18日
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東映が「恐竜・怪鳥の伝説」に続き、新たな路線を模索して公開された和製オカルト映画。
ソフト化されない時期が長かったこともあり、一部の映画ファンの間ではカルト的な人気を誇る怪作です。
私が初めてこの作品を観たのは、数年前にWOWOWでオンエアされた時でした。
不穏な出来事が連続し、村八分にされている家族や環境汚染問題、犬神の呪いをかけるための「犬を地中に埋めて首を切る」儀式も描かれ、オカルト的要素と我欲に走る人間の陰謀要素が絡み合う展開。
終盤の巫女との戦いで、男性が女装してスタントをしているのが明らかにわかるカットがあったりして、ツッコミどころも盛りだくさん。映画として破綻というか暗中模索している感じは、かえって予想を裏切っていくのが面白かったです。
「エクソシスト」「オーメン」「キャリー」がヒットしたのち、日本の新しい恐怖映画を作るとして、それまで作られてきた<怪談もの>とは違うもの方向だとしたら、<土着的な信仰と狂気>ではという舵取りは、今から見ても正解だったとは思いました。