映画チラシのデジタルアーカイブサイト

柳生一族の陰謀

劇場公開日 1978年1月21日

柳生一族の陰謀[映画チラシ表面]
柳生一族の陰謀[映画チラシ裏面]

東映といえば「時代劇」と呼ばれた時代がありながら、「宮本武蔵 第5部」以来、12年間も時代劇が作られることはありませんでした。その東映が、低迷する時代劇の再興を目指し、総力を挙げて制作した1978年の大型時代劇第1弾です。

2024年に公開され、大ヒットしたインディーズ映画「侍タイムスリッパー」で描かれる、時代劇の制作現場が瀕死であるのは、70年代後半のこの時期から続いていたんですね。「柳生一族の陰謀」チラシの裏面にも「京都観光は、太秦映画村から!」と強調して記されています。時代劇ファンよ、舞い戻れ!の気合いを感じます。

主演は往年のスター・萬屋錦之介。彼が演じる柳生但馬守宗矩の「これは夢じゃ! 夢でござる」の叫びは流行語となり、時代劇ファンを映画館へ呼び戻すことに成功し、大ヒットとなりました。
三船敏郎、千葉真一、松方弘樹、若手ホープだった頃の真田広之らキャストも超豪華です。
そして「仁義なき戦い」シリーズの深作欣二監督が、初めて時代劇に挑んだことでも話題を呼びました。