時代屋の女房/蒲田行進曲(リバイバル)
劇場公開日 1983年3月19日
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村松友視の直木賞受賞作を、森﨑東監督が映画化した『時代屋の女房』。
東京・大井で骨董屋「時代屋」を営む安さん(渡瀬恒彦)のもとに、ある日、野良猫を抱えた真弓(夏目雅子)がふらりと現れ、そのまま居ついてしまいます。自分の過去を語らず、時折どこかへ姿を消してしまう真弓と、それを深く詮索しない安さん。そんな二人の不思議な関係を、周囲の人々との交流を交えながら描いた、どこか懐かしく温かな人情喜劇です。
夏目雅子は、薬師丸ひろ子らとはまた違った存在感で、1980年代の日本映画を語るうえで欠かすことのできない女優の一人でした。本作の真弓も、明るさの中にふっと影を感じさせる彼女の魅力がよく表れた役。若くして亡くなったことを知る現在から振り返ると、その姿はいっそう印象深く感じられます。
そして併映には、前年に口コミから大ヒットへと発展した『蒲田行進曲』が早くもリバイバル。結果として、夏目雅子、渡瀬恒彦、風間杜夫、平田満、松坂慶子と、80年代邦画を彩った俳優たちを二本立てで楽しめる、なんとも贅沢な興行となりました。
▼ Time and Tide 時代屋の女房 (1983) Trailer|Sci-Fi Wasabi
▼ 蒲田行進曲(1982)予告編|NIHON CINEMA